トリモチ!

昨夜、北海道で大きな地震が発生しましたね😢
私は大学の青春時代を札幌で過ごし、とても大好きな街なので心配です💦
どうか人も動物たちもご無事でありますように…。

先日、知り合いのボランティアさんより、
「トリモチにくっついた子猫を保護した、
取り方を教えてほしい❗️」
と、ご連絡がありました💡

ちょうど良い機会なので、トリモチの取り方をご紹介します🙇‍♀️

〈用意するもの〉
・小麦粉
・油(市販のサラダ油やオリーブ油でOK)
・食器用洗剤
・猫用シャンプー

…なんか料理みたいですが😅

〈手順〉
①トリモチのベタベタで周囲のゴミ等がさらに付くのを防ぐため、小麦粉をまぶす。
(粘着度合いがそんなにひどくなければ、実施しなくてもOK)

②油をトリモチになじませ、少しずつ溶かしていく。

③トリモチのベタベタが溶けて油まみれになった猫を、食器用洗剤で洗う。
(食器用洗剤は猫用シャンプーよりもよく油を落としてくれますが、目や鼻に入らないよう注意!)

④猫用シャンプーで洗う。
(食器用洗剤で洗っただけだと毛がバサバサです)

トリモチにくっついてしまう猫さんは、
ほとんどが小さな子猫です🐱

ただでさえ体力のない子猫さん、
トリモチにくっついたままお外にしばらくいた後は、
かなり弱っていることが多いです😱

上記の処置をする際は、
以下の点に気をつけてください⚠️

〈注意点〉
①子猫はただでさえ低体温になりやすいです❗️
シャンプーの際は冷えないようぬるま湯で洗い、その後しっかり乾かしてください💡

②食器用洗剤や油は、目や耳、口の中などに入らないようお気をつけください🛁

③トリモチでくっついたゴミなどは、無理に引っ張って剥がさないでください🆖
子猫の皮膚は、かなり薄く弱いです💦
毛が長い場合はハサミで毛を切るのもOKですが、
間違って皮膚を切ってしまう事故が多いので気をつけてください✂️


上記の処置は、猫さんにとってかなり疲れるものです😿

特に猫が弱っている場合は一度で無理に取ろうとせず、
状態によっては病院で処置を受けてください🙇‍♀️


そとねこ病院 HOME

当院は、野良猫や地域猫の不妊手術を専門とした動物病院です。 新潟市にて開院しており、野良猫問題の解決や殺処分数減少に取り組んでいます。 一般の飼い犬・飼い猫さんはお受けできませんので、ご了承くださいませ。

0コメント

  • 1000 / 1000